エレコムがハイレゾにも本気。iPhone用ハイレゾポタアンLHP-AHR192

エレコムというとパソコンの周辺機器メーカーというイメージがあると思います。

その延長でスマートフォンのハンズフリー通話用のヘッドセットや、パソコン用のヘッドセットを作っている、ぐらいの認識が一般的なイメージではないかと思います。

ですが、数年前からエレコムはただ音が聞こえればいい、レベルではなく、きちんとオーディオ的な性能を追求したイヤフォンなどを発売し、コストパフォーマンスの良さもあって少しずつそちらのジャンルでも良い評価を積み上げつつあります。

そんな中、エレコムはついにiPhone用のハイレゾ対応ポータブルアンプまで発売してしまいました。かなり本気でハイレゾに取り組む意思を表明した製品と言えるかもしれません。

今回はこの製品、LHP-AHR192をご紹介します。

バスパワーで動くコンパクトな本体

エレコムがハイレゾにも本気。iPhone用ハイレゾポタアンLHP-AHR192

エレコムのポータブルアンプLHP-AHR192は、iPhoneなどのLightningコネクタにケーブルを接続するだけで動作する、とてもシンプルでコンパクトな機種です。

非常に小さく軽く出来ていますが、その分ポータブルアンプ側にバッテリーを搭載していません。動作のための電力はLightningコネクタから供給される分で動作する「バスパワー」と呼ばれるタイプの周辺機器になっています。

Lightningコネクタから供給可能な電力には厳しい制限がありますので、LHP-AHR192はとても省電力に設計されています。

その中でもエレコムの音質へのこだわりはしっかりと反映されており、デジタル信号をアナログに変換するためのDACチップには、音質や消費電力の面で定評のある旭化成エレクトロニクス(AKM)の「AK4430ET」が搭載されています。

このチップの搭載によって、LHP-AHR192の音質の良さはある程度担保されたようなものです。それぐらいにDACというのは重要なパーツです。

また、このことにより、24bit/192kHzのサンプリングレートまでの対応が可能になり、一般的に出回っているハイレゾ音源にはほとんどそのまま対応することが可能になりました。

利用の際にも、LHP-AHR192をiPhoneなどのLightningコネクタに接続するだけという簡単さです。

音質も十分

エレコムがハイレゾにも本気。iPhone用ハイレゾポタアンLHP-AHR192

LHP-AHR192はコンパクトな本体ながら、音質の方も十分なクオリティを実現できています。

設計の際には、本体サイズは音質を最優先しつつできる限りコンパクトにまとめたとのことで、これ以上の小型化は音質面を考えると無理、と言う判断が行なわれるぐらいに、しっかりとオーディオ的な観点からの設計が行なわれています。

また、省電力での動作を実現しつつ、ポータブルのヘッドフォンアンプとしてはかなりの出力も実現していて、アンプ側の駆動力がある程度ないと鳴らし切れないようなヘッドフォンも、しっかりと鳴らせる馬力もあるようです。

iPhone本体のみでの再生とはひと味もふた味も違う再生が可能になります。

一部気になる点もあるものの

ポータブルアンプ側にバッテリーを持たずバスパワーで動作しますので、音楽を聴く時にはどうしてもiPhoneのバッテリーの消耗は早くなります。またAmazonのレビューを見ると、電子ボリュームのステップが大きくて、ちょうどいい音量に設定しにくいと言ったレビューも見受けられました。

上記の点をクリアできる方であれば、15,000円程度の追加投資でLightningコネクタを搭載したiPhoneが、ハイレゾ音源対応のポータブルプレイヤーに早変わりするLHP-AHR192はとても魅力的な選択肢になるでしょう。

他社からもDAC内蔵のヘッドフォンアンプが発売されていますが、そういった中でも、内容を考えるとLHP-AHR192はかなりお手頃な価格がつけられています。コストパフォーマンスの点でも検討に値する製品だと思います。

また、今はインタフェースをマイクロUSBに改めたAndroidスマホ向けの製品も登場しています。

ハイレゾ機種選びに迷ったら・・・

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