まさに超弩級。すべてのポータブルプレイヤーの頂点、iriverのAK380

まさに超弩級。すべてのポータブルプレイヤーの頂点、iriverのAK380

高級、高音質指向のハイレゾ対応ポータブルオーディオプレイヤーを発売しているiriverのフラッグシップモデルとなるのが、今回ご紹介するAK380です。

このAK380、内容は何もかもがまさに超弩級の作りで、もちろんお値段の方も超弩級。iriverだけではなく、すべてのハイレゾ対応プレイヤーの頂点に君臨しています。

今回は、このAK380の内容を見ていきましょう。

すべては最高の音質のために

AK380は使用しているパーツからすべて、非常にこだわりのものが使われています。

音楽データのデジタル信号をアナログ信号に変換するためのDACには、ハイエンドのチップであるAKMのAK4490が左右独立で2つ使われています。

このチップを採用したことにより、PCM形式では32bit/384kHzまでのサンプリングレートに対応しています。また、DSD音源をそのまま再生することも可能で、DSD5.6MHzにネイティブ対応します。

音源データを読み出して処理するためのタイミングの基準となるクロックジェネレータには、極めて精度の高いものを使用してジッターの発生を徹底的に抑制しています。

ヘッドフォンアンプは話題のバランス駆動対応となっています。

また、イコライザー機能は、任意の20点を0.1dB単位で調整可能という、極めてマニアックなレベルのものが搭載されています。

不要な振動を防ぐなどの目的で本体は極めて堅牢に作られていて、重量もポータブルプレイヤーとしては例外的なほど重くなっています。

さらに、USBインタフェースにPCなどを接続することで、USB DACとしても利用可能な機能も搭載しています。

音質はさすがの一言

ものがものですので当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、AK380が出す音はその見た目やスペックから想像できるとおりの素晴らしい音が出るようです。同社の上級モデルであるAK120IIの良さを数段推し進めたような、非常に正確で美しい再生が出来るプレイヤーとなっています。

今のポータブルプレイヤーで出来ることをすべてやるとここまでの音を作れる、そういう到達点の一つを示すプレイヤーかもしれません。

ただし価格も超弩級

素晴らしい音を実現できている反面、AK380はやはり価格の方も超弩級となっています。2016年5月現在、38万円弱のプライスタグが付きます。残念ながら誰もが利用できるプレイヤーではありません。

サイズもスマートフォン並みのものがあり厚さが1.8cmと厚めのため、持ち運びの面ではちょっと苦しいサイズかもしれません。重量も200g以上あってズッシリとした重みがあります。

ポータブルプレイヤーと言いつつ、あまりポータブルではないサイズ・重量になってしまっています。

またサイズが大きく大きめのバッテリーを搭載しているはずですが、バッテリーでの音楽の再生可能時間は6~10時間と短め。外で長時間音楽を聴く方は、比較的頻繁に充電が必要になるはずです。

ポータブルプレイヤーの到達点として

まさに超弩級。すべてのポータブルプレイヤーの頂点、iriverのAK380

お値段やサイズの大きさ、重さ、バッテリーが思いの外持たないなど、使える人は限られるとは思いますが、それでもこの機種が今現在のポータブルオーディオプレイヤーの最高の一台であることには異論はないと思います。

今後もしこのプレイヤーと同じ方向を目指す会社が現れるなら、その時にはAK380がそのベンチマークになるのだと思います。

おそらくはこういったプレイヤーを世に出す決断自体が本当の大英断だったのではないでしょうか。iriverの姿勢には拍手を送りたいところです。

ハイレゾ機種選びに迷ったら・・・

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