ハイレゾとノイズキャンセル両立可能なイヤフォン遂に登場。MDR-NC750
ハイレゾ対応とノイズキャンセル機能の両立が可能なイヤフォン/ヘッドフォンはなかなか登場しませんでしたが、遂にSONYから対応イヤフォンが発売されました。それがMDR-NC750シリーズです。
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ハイレゾ対応機器の選び方!イヤホン、アンプなど(5 / 7ページ)
ハイレゾ対応とノイズキャンセル機能の両立が可能なイヤフォン/ヘッドフォンはなかなか登場しませんでしたが、遂にSONYから対応イヤフォンが発売されました。それがMDR-NC750シリーズです。
現行のハイレゾ対応ウォークマンには、エントリー機種で元気な音のNW-A20シリーズ、中堅機の情報量豊かな再生と音の力強さを両立したNW-ZX100、よりHi-Fiオーディオ的な音のフラッグシップNW-ZX2があります。A20シリーズ、XZ100はハイレゾ再生とノイズキャンセリング機能の両立が可能なのもトピックです。
クルマのオーディオにもこだわりを持って追及する人がたくさんいます。
クルマが趣味の人や仕事で使う人などは、クルマの中で過ごす時間がかなり長くなるでしょうから、そのスペースでのBGMにもこだわりたくなるのは自然の流れだと思います。
実際、非常に音質にとてもこだわった作りのカーオーディオ製品もたくさん発売されています。
そんなカーオーディオの中でもハイレゾ対応の製品についてご紹介します。
一見デジタルとアナログで一番遠いところにありそうなハイレゾと真空管アンプですが、実はある面では相性が良いのかもしれません。
ハイレゾ音源、特にDSD音源ではアナログ的な雰囲気の再生も特徴の一つですので、柔らかく暖かな雰囲気のある再生が得意な真空管アンプが意外とマッチするかもしれません。
今のところBOSEのヘッドホンではハイレゾ対応のロゴをもらえる基準を満たす製品はありません。
ただ、ハイレゾ音源の良さは再生される音の範囲が広いことだけではなく、普通に耳に聞こえる範囲の音がとても緻密に再現出来るところでもあります。
そういった観点では、現在発売されているBOSEのヘッドホンでも、ハイレゾ音源の良さは十分に味わえます。
bluetooth接続のイヤホンと同様に、スピーカーでもbluetooth接続が制約となって、ハイレゾ対応と言える製品はありませんでした。
ここにきてSONYが独自の音声圧縮方式LDACを搭載したハイレゾ対応のbluetooth接続も可能なスピーカーを製品化しています。
MDR-EX650はAmazonなどでは6000円台から買えるSONY製のイヤホンのメインストリームと言える製品です。
ハイレゾ対応のロゴは付きませんが、音質に関しては評判も上々。
ハイレゾの良さを楽しめる製品になっていると言えそうです。
ノイズキャンセリング・イヤホンは電車など周囲の騒音が大きい中で音楽を聴くには大変ありがたい機種です。
ですが、単体製品としてハイレゾ対応をうたうノイズキャンセリング・イヤホンはまだ発売されていません。
bluetooth接続のイヤホン、ヘッドフォンは、場合によっては鬱陶しい存在になるケーブルなしで音楽を聴くことができ、便利性という意味ではとてもありがたい存在です。
ですが、音質の面ではどうなのでしょう?
ハイレゾ音源をbluetooth接続のヘッドフォンで聴いた場合にはどうなるのでしょう?
bluetooth経由で送れる情報量は1Mbpsが上限
bluetooth接続のイヤホン、ヘッドフォンで音楽を聴く場合に問題となるのが、Bluetoothの接続の転送速度の上限です。
現在の規格のBluetoothでは毎秒1Mビットまでしかデータを送ることができません。
これは、ハイレゾ音源はおろか無圧縮の状態ではCDの音すら送ることができない容量です。
また、bluetoothは無線の技術ですので、常に1Mbpsの転送速度すべてを使いきることが出来る訳ではありません。
Bluetooth経由でやりとりされる音声は非可逆圧縮されている
Bluetoothで通信出来る帯域の関係で、Bluetooth経由で音声をやりとりするためには音声データの圧縮が必要です。
高音質と言われる圧縮方式でもビットレートは約350kbpsで、ハイレゾ音源のデータには対応していませんでした。
このため、従来の方式を採用するBluetooth接続のイヤホンでは、ハイレゾ音源らしさは失われてしまいます。
新圧縮方式LDAC
そんな状況の中、ハイレゾ対応に積極的なSONYが、bluetoothで利用可能な新しい方式の音声の圧縮方式を開発しました。
それが「LDAC」と呼ばれる方式です。
いずれは、他社にも公開していく予定のようですが、まずは自社のハイレゾ対応製品に搭載してきました。
LDAC方式では96kHz/24bitまでのサンプリングレートのハイレゾ音源に対応します。
また、ビットレートは330kbps、660kbps、990kbpsの3種類に対応。
現在、LDAC方式が採用されているSONY製品では、660kbpsが標準で設定されているようです。
LDACもMP3のような非可逆圧縮方式のため、ハイレゾ音源の情報量すべてを伝えることができる訳ではありません。
ですが、従来のBluetoothで利用出来た圧縮方式よりは、音質がかなり向上しています。
現在はSONY製品でしか利用出来ませんが、SONYとしては今後ライセンスの公開も考えていて、将来的には多くのbluetooth製品に採用されるようになりかもしれません。
またBluetoothの規格が拡張されて、転送速度が上がった場合にも対応出来るよう考慮されているそうです。
今、ポタアンのジャンルは、もしかしたらオーディオ周辺ではもっとも盛況なジャンルかもしれません。
ハイレゾ対応のUSB DAC機能を搭載したポータブルアンプも百花繚乱的な状況になっています。
手持ちの携帯音楽プレイヤー、スマートフォンでの音楽再生の音質に物足りなさを感じたら、ポタアンを追加して音のグレードアップを図るのもありです。
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