Xperiaのハイレゾ音源対応状況ってどんな感じ?

Xperiaのハイレゾ音源対応状況ってどんな感じ?

2014年の冬モデルあたりからスマートフォンメーカー各社は、スマートフォン単体でのハイレゾ音源再生に対応する機種を出してきています。

SONYグループもその例に漏れず、Xperia Z3から単体でのハイレゾ音源再生に対応しています。

このあたりの、Xperiaシリーズのハイレゾ音源対応状況について簡単にまとめてみましょう。



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Xperia Z2

実は、SONY製のスマートフォンでは、最初に明確にハイレゾ対応がうたわれたのはXperia Z2です。

ただ、Xperia Z2ではスマートフォン単体でのハイレゾ音源再生は行えず、外部にUSB DAC機能を持ったハイレゾ音源対応のアンプを必要としていました。

持ち歩いて外でハイレゾ音源を楽しむには、スマートフォン本体の他にポータブルアンプが必要になって、持ち運びの観点では若干面倒になっていました。

Xperia Z3

Xperia Z3ではさらに一歩進んで、スマートフォン本体のみでのハイレゾ音源の再生に対応しました。

スマートフォンのヘッドフォン端子から、ハイレゾ音源を再生した音が出てくるようになった訳です。

内容的には、ハイレゾ音源のファイルの形式としては、WAVflacALACに対応

本体のみでは、96kHz/24bitまでのサンプリングレート、USB接続で外部のUSB DACと接続した場合には192kHz/24bitまで対応と、かなり本格的な仕様となっています。

また、高音質化機構として、ハイレゾ対応のウォークマンに採用されている「DSEE HX」も搭載しています。

音楽再生用のアプリはAndroid標準のものではなく、ウォークマンアプリが搭載されています。



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Xperia Z4

最新のXperia Z4では、ハイレゾ音源の再生機能に関しては基本的にはXperia Z3のものを継承しています。

機能面でのZ3からのプラスアルファとしては、Bluetooth経由で音楽を聴く際に伝送可能な情報量を従来のBluetoothの音声コーデックに比べて3倍に拡大した、SONY独自のコーデック「LDAC」を搭載してきたことが上げられます。

Bluetoothでの音声のやりとりでは転送速度が限られることから、音声はMP3のような非可逆圧縮を行って転送していました。

その帯域がかなり狭めだったため、せっかくのハイレゾの音の良さを活かせなくなっていました。

これをある程度解消してくれるのが「LDAC」になります。

これを使ってもハイレゾ音源のデータすべてを送ることは出来ませんが、従来よりも情報量が3になって音質はかなり向上することが期待出来ます。

また、利用者の耳穴の形状の形状まで考慮して、ヘッドフォンの特性を解析して音を最適化する機能も搭載してきています。

実は…

実はハイレゾ音源対応をうたっていないはずのXperia Z1でもハイレゾ音源の再生を行う方法があります。

また日本ではauのみから発売された「ファブレット」端末Xperia Z Ultraでも同じように、ハイレゾ音源の再生を行う方法があります。

SONY製のUSB DAC機能つきのポータブルアンプPHA-1AとUSBケーブルで接続した場合に、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応出来ます。

このあたりは同じSONYグループの強みなのかもしれません。



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ハイレゾ機種選びに迷ったら・・・

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