ハイレゾプレーヤーソフトの各機材向けのおすすめなど!
今は色々な機材でかなりお手軽にハイレゾ音源の再生が楽しめるようになりました。
お手軽さの筆頭では、本体に標準で付いてくるアプリで即再生が出来るハイレゾ音源対応のAndroidスマホが一番でしょうか。
Windows 10パソコンも機種によっては本体のみでハイレゾ音源を本来のクオリティで再生することが出来ます。
iOS機器はサードパーティ製のアプリが必須になりますし、AndroidやWindows PCでも本体に付属するソフトは機能がシンプルなものが多いため、サードパーティー製のソフトを導入する方が良いケースもあります。
今回は各機材向けのハイレゾ音源対応のプレーヤーアプリ、ソフトに関してまとめていきます。
- PC向けのハイレゾプレーヤーソフトの状況
- iPhone向けのハイレゾプレーヤーアプリの状況
- Android向けのハイレゾプレーヤーアプリの状況
- Mac向けのハイレゾプレーヤーソフトの状況
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ハイレゾ対応プレーヤーソフトPC向け
Windows PC向けのハイレゾ音源対応プレーヤーソフトのおすすめとしては、foobar2000がずっとその筆頭に取り上げられることが多かったと思います。
実際に今でも優れたソフトに違いはなく、極めて広い幅を持つカスタマイズ性など、こだわりたいユーザーの期待に応える機能を備えた十分にお勧めできるソフトになっています。
ただ、英語圏で開発されたソフトのため表示を日本語化するだけにもパッチが必要なこと、本体のみでは対応可能な音源のフォーマットも限られハイレゾ音源自体にも対応しないこと、など、導入のハードルの高さがちょっとネックになる可能性があります。
ですので今はソニーが新たに開発した「Music Center for PC」のほうをPC用のハイレゾプレーヤーアプリとしてはおすすめしておきます。
日本語圏で開発されたソフトですから、当然最初からネイティブに日本語対応済み。
また、最初から全機能が1パッケージにまとめられていますから、導入してすぐにハイレゾ音源の再生が出来ます。
Windows環境で音質を追求するのに必須となる「WASAPI」や「ASIO」への対応もきちんと行なっています。
さらに非常に広い音源フォーマットにも対応していて、例えばDSD形式に未対応のUSB DACを使っている場合にも、Music Center側がPCM変換を行ないながら再生を行なってくれる機能まで持っています
Music Centerのソフト内から直接moraの楽曲を購入することもでき、1ソフトだけでハイレゾ音源関連の全てに対応できる手軽さがあります。
Windows 10搭載機ならば、標準付属のGrooveミュージックアプリがFLACなどのハイレゾ音源の扱いに対応しています。
WASAPIやASIOには対応しませんが、とりあえずのお試しは十分対応できます。
ハイレゾ対応プレーヤーアプリiPhone向け
iPhoneなどiOS機器向けのハイレゾプレーヤーアプリとしてはいくつかおすすめアプリがありますが、まず外せないのはONKYOのHF Playerだと思います。
導入自体は無償で行えますが、ハイレゾ音源再生に対応させるにはアプリ内課金を行なう必要があり、ハイレゾプレーヤーアプリとしては実質有料アプリになります。
機能はかなり豊富できめ細かな音質調整も可能など、ハイレゾプレーヤーアプリとして基本性能がかなり優れています。
iPhoneでは外部にハイレゾ対応のヘッドホンアンプ、DACなどのハードウェアを追加しないとハイレゾ本来の音質の再現が出来ません。
この追加のオーディオ機器にラディウス製のものを使う場合には、ラディウスがリリースしているハイレゾプレーヤーアプリのNePLAYERがおすすめに浮上してきます。
こちらも通常利用する際には、ハイレゾ再生のためにアプリ内課金が必要となるタイプのアプリです。
ですが、ラディウス製のDACやヘッドフォンアンプ、イヤホンなどのハイレゾ対応製品を利用する場合には、課金無しでハイレゾ再生の機能が利用できるようになる仕組みです。
このためプレーヤーアプリへの追加の課金が不要になります。
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ハイレゾ対応プレーヤーアプリAndroidスマホ向け
本体のみでハイレゾ音源の再生に対応しているAndroidスマホでは、特に追加のアプリを導入しなくても大丈夫です。
最初から標準搭載されている音楽プレーヤーアプリが、ハイレゾ音源の再生にしっかりと対応しています。
ただ、標準の再生アプリは機能面は非常にシンプルなものが多く、細かな音質の調整などが行えないものが多くなっています。
そういった付加機能を必要とするユーザーには、iOS向けと同様にONKYOのHF Playerがおすすめのハイレゾプレーヤーアプリになります。
ラディウスの機材と一緒に使う場合にはこちらもiOS機器向けと同様の理由で、ラディウス提供のNePLAYERもおすすめアプリになります。
ハイレゾ対応プレーヤーソフトMac向け
Mac向けのハイレゾプレーヤーアプリの状況はあまり最近も動きがなさそうです。
無償で使いたければ定番中の定番はやはりVOX、という形のようです。
有償ソフトではAudirvanaといったプレーヤーソフトがあり、音質面では高評価を得ているようです。
また、iTunesも実はハイレゾ音源の扱い自体は可能です。
ただ扱えるハイレゾ音源のフォーマットがALAC形式に限定されているため、FLACやDSDなどの音源をそのまま扱うことは出来ません。
このため何らかの変換ソフトを通してALAC形式にすることで、iTunesの使い勝手をいかしたままハイレゾ音源を扱うことが可能になります。
まとめ
- Windows PC向けにはソニーのMusic Center for PCがお手軽
- iPhoneなどiOS機器向けにはONKYOのHF PlayerやラディウスのNePLAYER
- AndroidもHF PlayerやNePLAYER。標準アプリでもOK
- Mac向け無償はVOX。より高音質を求めるなら有償だがAudirvana
- Macは音源のフォーマットをALACに変換してiTunesもアリ
ハイレゾ音源対応のプレーヤーアプリ・ソフトに関してまとめると以上のような形になります。
どの機材でもかなりお手軽にハイレゾ音源の再生が行えるようになっています。
特にハイレゾ対応のAndroidスマホやWindows 10パソコンではそのハードルも低く、すぐにハイレゾ音源のお試しが可能です。
『ハイレゾ音源再生用アプリのおすすめ!機種ごとに紹介!!』で、ハイレゾ対応ソフト関連の情報をまとめています。よろしければこちらもどうぞ。
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