ハイレゾ音源データの購入方法!機種ごとにご紹介!!
2017年上半期の調査でも、ハイレゾ音源の売り上げは順調に数量、金額面とも伸び続けているようです。
音楽とのつきあい方が多様化する中、楽曲の買い切りをするタイプのユーザーは、むしろこだわりのユーザー層に位置づけられるようになりつつあるのかもしれません。
そういう意味では、楽曲を買う層がハイレゾ音源購入に動いていくのも自然の流れと言えるのかもしれませんね。
こういったハイレゾ音源を巡る状況ですが、これからハイレゾ音源の購入をしてみたい方向けに、機種ごとに購入方法の概略をまとめてみます。
- ハイレゾ音源購入方法のおすすめ
- iphoneでのハイレゾ音源購入方法
- ウォークマン用のハイレゾ音源購入方法は?
- Xperiaで聴くハイレゾ音源の購入方法は?
- iTunes Storeからハイレゾ音源は買える?
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ハイレゾ音源の購入方法のおすすめは?
ハイレゾ音源を購入して管理していく際には、色々な要素に余裕のあるパソコン側を「母艦」的に活用するのがおすすめです。
その理由の一つは、内蔵ストレージの容量の関係です。
パソコンのハードディスクならば簡単に何百GBとか数TBと言ったレベルの、スマートフォンやポータブルプレイヤーのストレージとはまさに桁の違う容量を簡単にかつ割安に利用できるからです。
二つ目としては通信回線の関係が上げられます。
ハイレゾ音源のデータは容量がとても大きいので、できれば光回線など通信容量が本当に使い放題で通信速度の速い回線を利用したいところです。
パソコンとルーターやモデムの間は出来ればWi-Fiではなく、有線LANでつながっている方が購入後のダウンロードが早く終わります。
三つ目はパソコンの画面の広さ。
たくさんの楽曲を管理する際には、スマートフォンの手狭な画面よりもパソコンの大きな画面を活用する方がずっと楽です。
プレイリストもパソコン側で作成してそれをスマートフォンやポータブルプレイヤーに転送する方が、色々と楽が出来ると思います。
ダウンロード販売サイトの販売ページで曲を探すときや購入の手続きの際にも、パソコンの画面の大きさが活きます。
ハイレゾ音源のデータのサイズの例を挙げるとこのような感じになります。
著者手元のあるサウンドトラックアルバムは、総演奏時間が2時間を超える大作ではありますがトータルの容量が5GBを超えていて、1層のDVD 1枚を超える容量があります。
SDカードなどは安くなってはいますが、こういった容量の大きなデータをスマートフォンなどでたくさん管理するのは少々厳しいのが現状でしょう。
ハイレゾ音源の購入方法、iPhone編
iPhoneでハイレゾ音源を聞く際に音源データを購入するには、パソコン側で楽曲を購入してiPhoneにデータを転送するパターンがあります。
iPhone側で操作を完結するには、インストールしたハイレゾ対応プレイヤーアプリからダウンロード販売サイトにアクセスし、直接アプリ内から購入する方法、iPhoneのブラウザでダウンロード販売サイトにアクセスして楽曲を購入する方法があります。
1つめ、3つめのパターンでは、iTunes Storeが未だにハイレゾ音源の配信を始めていませんので、ブラウザからmoraやe-onkyoなどのサイトにアクセスし曲を購入することになります。
アプリ内からの曲の直接購入は、ラディウスが配信しているハイレゾ対応の音楽再生アプリNePlayerがプレイヤー内からmora、e-onkyoのサイトにアクセスして直接曲の購入が出来るようになっています。
iPhoneから直接ハイレゾ音源を購入する場合の注意点は、曲のダウンロードは自宅などの固定回線を使うWi-Fi経由で行なうようにすべき、ということです。
何度も繰り返していますが、ハイレゾ音源のデータのサイズはかなり巨大で、1曲200MBといったサイズがあります。アルバムのまとめ買いをすると数GBといった容量になることもごく普通にあります。
携帯回線経由でダウンロードを行なうと毎月のパケットをあっという間に食い潰しますし、キャリアによっては直近数日間での転送データ量の上限に達して、厳しい速度制限が課される可能性もあります。
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ウォークマンでのハイレゾ音源購入と導入方法
ウォークマンで音楽を聴くためにハイレゾ音源を購入するのでしたら、パソコンとの連携がほぼ必須になります。
最近のウォークマンはOSに汎用OSを使わない機種が増えてきました。そもそもWi-Fi機能を持たない機種もあり、ウォークマン単体での曲購入が出来ないケースが増えています。
このため曲購入をPCで行い、曲管理、プレイリスト管理もPC側で行なって、そういったデータはPCからウォークマンに転送、という使い方が基本になりつつあります。
ウォークマン単体で曲購入が可能な機種でも、ウォークマンの小さな画面からの操作はやはりちょっと辛いと思います。
Xperiaでハイレゾ音源を購入する方法
スマートフォンならばiPhone同様に本体のみで楽曲の購入を完結させることも普通に考えられます。Andoid版のNePlayerなどを使えばアプリ内からの楽曲購入も可能です。
他に機材が不要となりますので、Xperiaシリーズの多くが本体のみでのハイレゾ音源再生にも対応していることと合わせ、かなりお手軽にハイレゾ音源のお試しを始められます。
ただやはり購入の操作などの際にはスマートフォンの画面の小ささが足かせになる可能性はあります。
ダウンロード販売サイトも最近の流れを受けてスマートフォン向けの画面を用意しているはずですが、Webページのスマホビューはどうしても1画面に表示できる情報量が少なくなってしまいがちです。
曲を探すとか購入の操作はパソコンでの操作の楽さには及びません。
ハイレゾ音源データのダウンロードの際には、スマートフォン全てに共通する事項ですが、通信データの容量には十分注意をしましょう。
ダウンロードは出来れば光回線を経由する形にする方が安全です。
ソニーのMediaGoはXperiaにも対応しますので、こちらのソフトとパソコンを活用する手もあります。
iTunesでハイレゾ音源は購入できる?
iTunes Storeでハイレゾ音源の配信が始まっていませんので、iTunesのアプリから直接ハイレゾ音源を購入することは残念ながら出来ません。
ALACがハイレゾ音源対応をしていますから、いつでも対応は可能だと思うのですが。
iTunesのソフト側的にはハイレゾ音源の楽曲の管理自体は可能です。
iTunesアプリは現在のハイレゾ音源のフォーマットの事実上の標準であるFLACに対応していません。ですがALAC形式ならばハイレゾ音源も通常の音源と同様に扱うことが可能です。
ダウンロード販売サイトで購入したハイレゾ音源を何らかのコンバーターアプリを通してALAC形式に変換すれば、iTunesで管理や再生を行うことが出来るようになります。
まとめ
- ハイレゾ音源の購入・管理にはパソコンの活用を
- iPhoneでハイレゾ音源を買う場合には、iTunes Store以外から
- ウォークマンでのハイレゾ音源管理は、パソコン併用が一般的に
- Xperiaで聴くハイレゾ音源も本体のみでも購入可能。パソコンを併用すると管理は楽
- iTunes Storeはまだハイレゾ音源配信に未対応
- スマホ系でハイレゾ音源購入の際には、容量に注意
ハイレゾ音源の購入にかかわる内容を簡単にまとめてみると以上のような形になります。
スマートフォン系のデバイスならば、単体で購入から管理、楽曲を聴くところまで完結させることも可能です。
ただ、ハイレゾ音源の購入からダウンロードを行なう際、携帯回線を利用する場合には、通信容量には注意が必要になります。
また、たくさんの楽曲の管理を行なう際には、パソコンを併用する方が色々な面で楽が出来ることを覚えておくと良いでしょう。
光回線などがあれば通信容量や速度を気にする必要もほぼなくなります。
以前に紹介した
『ハイレゾ音源配信サイト一覧!』
という記事内で、ハイレゾ音源の販売サイトについて詳しく紹介しています。気になる方は参考にしてみて下さい。
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