iPhone、iPod、iPadのハイレゾ対応させる方法は?
音楽といえばipodというイメージが強いですが、アップル製品はハイレゾに対応しているのか?ということについてご紹介します。
結論から言いますと、iOS7以降のバージョンを搭載しているiPhone、iPod Touch、iPadは、ハイレゾ音源に対応しているとも対応していないとも言える、微妙な状況になっています。
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サードパーティ製アプリにより対応
iOSの機能そのものではハイレゾ音源にはまだ対応していません。
ですが、サードパーティ製のアプリをインストールすることで、ハイレゾ音源の再生が可能になります。
オンキョーがApp Storeで配信している「HF Player」というアプリや、「FLAC Player」というアプリが、ハイレゾ音源の再生に対応しています。
ただ、iPhone、iPod touch、iPadの本体のみでは、ハイレゾのクオリティそのままでの再生は行えません。
アプリがCDクオリティに変換して再生が行われるため、音源自体がハイレゾのものであっても、出力される音はCDレベルの音になります。
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USB DAC機能つきポータブルアンプを接続して真のハイレゾ対応
ただしiPhoneなどでは、カメラコネクションキットやLightning-USBケーブルを介してUSB DAC機能を搭載したポータブルアンプなどに接続することができます。
このやり方で接続を行うと、iOS機器からハイレゾ音源のデジタルデータをそのまま出力することが出来るようになります。
このため、ハイレゾ対応のUSB DAC機能つきポータブルアンプや、据え置き型のUSB DAC、アンプなどを通して、きちんとハイレゾ音源のクオリティでの楽曲の再生を行うことが可能になります。
ハイレゾクオリティでの再生にはアプリ内課金が必要
HF PlayerもFLAC Playerも基本的には無料アプリですが、ハイレゾ音源をハイレゾとして再生するには、どちらも1000円のアプリ内課金を行ってハイレゾ再生機能の解放を行う必要があります。
どちらもハイレゾ音源は24bit/192kHzのサンプリングまで対応。
HF Playerではそれに加えてDSD形式のファイルの再生にも対応しています。
また、HF PlayerではCDクオリティの音源のサンプリングレートをハイレゾ音源と同等に変換する、アップサンプリングの機能も搭載しています。
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