ハイレゾ対応DAP入門!2016年注目の機種をご紹介!!
DAPとは「Digital Audio Player」の略です。
デジタルデータ化された音楽を再生可能なプレイヤーのことを指しています。
言葉の意味だけから言うと、据え置き型のネットワークオーディオプレイヤーなどもこの範疇に含まれる形になります。
ですが通常DAPと言う場合には、携帯音楽プレイヤーのことを指すことが多くなっています。
今回は初めてDAPの導入を検討してらっしゃる方に、2016年注目の機種をいくつか取り上げてご紹介します。
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2016年注目のDAP
今は、普通はスマートフォンで音楽を聴いている方が多いかもしれません。
そういった方がハイレゾ対応DAPを導入すると、場合によってはその音の良さ具合に驚く結果になることが多いかもしれません。
今のスマートフォンはかなり音の面でも頑張っています。
ですが、やはりスマホはスマホ、限界はあります。
そんな方におすすめの、2016年注目のハイレゾ対応DAPは次の4機種です。
- SONYウォークマンA30シリーズ
- PIONEER XDP-300R
- ONKYO DP-X1A
- Astell&Kern AK70
以下でそれぞれの機種についてもう少し詳しく見ていきましょう。
DAP入門用にも最適。ウォークマンA30シリーズ
A30シリーズはこの秋発売されたばかりの、ハイレゾ対応ウォークマンのエントリー機種です。
最も安い機種が2万円ちょっとから購入できる手軽なDAPとなっています。
エントリー機種ながら大きめの液晶を採用してタッチインタフェースを実装。
スマートフォンユーザーには親しみやすい使い勝手を実現しています。
音質面でも前世代のA20シリーズから着実な向上を実現。
エントリー機種ながら高音質なDSD音源の再生にも対応(内部でPCM変換)します。
色々な面でクラスを超えたスペックも実現しています。
またソニーならではの、ハイレゾ音源再生とノイズキャンセル機能の両立を図れる機種でもあります。
音質の面では各所のレビューで既に高評価を得た機種です。
日本メーカーのサポートの厚さもあり、入門用として最適な一台です。
⇒ソニー ウォークマンAシリーズ[メモリータイプ] 16MB ビリジアンブルー NW-A35-L
最初から本格機種を。PIONEER XDP-300R
XDP-300RはPIONEERのハイレゾ対応DAPの2代目です。
ハイレゾ対応機器の心臓部であるDACにESS社製の高音質のチップを2つ搭載。
最近流行のバランス出力に対応するなど、先代のXDP-100Rから着実な音質向上を図ってきました。
DAPとしては比較的大柄なボディーですが、その分、大型の4.7型液晶を搭載。
DAPとしてはかなり高性能のSoCも搭載して、音楽プレイヤーとしては「サクサク」な動作感を実現しています。
また、この高性能を活かしてGoogle Playなどにも対応。
Wi-Fiにも対応して、小型タブレット端末としての利用も出来るようになっています。
音質面でももちろん抜かりはありません。
先代よりも確実な音質の向上を実現しています。
こちらも音楽系Webメディアのレビューなどで高評価を獲得しています。
後述のONKYO DP-X1Aとは姉妹機に当たるプレイヤーとなっています。
中身に共通点が多いものの両者は方向性の異なるチューニングです。
XDP-300Rは音の立ち上がりの速さなど、1つ1つの音の粒立ちを重視したような音作りとなっているようです。
双子のような2機種ですが、音質面ではしっかりと差別化が図られています。
Amazonでは75,000円程度の価格で販売されています。
最初の一台から本格的な機種を求める方向けの機種です。
こちらも注目。ONKYO DP-X1A
DP-X1AはONKYOのハイレゾ対応DAPの第二世代機です。
先代のDP-X1と良く似た構成となります。
ですが、より厳選したパーツの採用やチューニングなどにより、さらなる音質の向上を図ったモデルになっています。
PIONEERのXDP-300Rと心臓部の構成はほぼ同一ですが、DP-X1Aのほうがより高音質指向のパーツを採用しています。
また本体内蔵ストレージが64GBに拡大されているのも、ハイレゾ対応DAPとしてはうれしいスペックです。
PIONEERのXDP-300R同様に、対応するハイレゾ音源のフォーマットが極めて幅広いことも特徴です。
話題のMQAにも対応します。
音作りではONKYO側の技術者がチューニングを行っています。
DP-X1Aでは演奏している場の雰囲気や空気感、空間表現をより重視した音作りが行われています。
こちらは、Amazonでは86,000円程度の価格で販売されています。
こちらもより本格的なモデルを長く使いたい方向けの機種となっています。
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注目のAKシリーズエントリーモデル、Astell&Kern AK70
iriverのAKシリーズの新エントリーモデルがAK70です。
以前の入門機AK Jrからは大幅な音質等々の向上を果たしました。
AKシリーズの第三世代機と言われるシリーズに肉薄する音を実現しています。
入門機の位置づけながら、最近の流行であるバランス出力にもきちんと対応しています。
心臓部のDACは第二世代機で使用されていたチップとなっています。
ですがその分、使いこなしのノウハウがメーカー側にしっかりとたまっています。
その部分が音にしっかりと反映されたプレイヤーです。
機能面でも、AK70をトランスポートとして音源データをUSBコネクタから音楽データをデジタル出力可能です。
さらにAK70をUSB DACとしても働かせることが出来るようにもなっています。
前世代機からの高機能化を果たしています。
エントリー機と言いながら、Amazonではやや高めの価格帯、55,000円程度で販売されています。
ただし、こちらも各種オーディオ系Webメディアでは高い評価を受けています。
さらにAmazonなどのユーザーレビューでも高評価を獲得しています。
AK70も最初からより本格的なDAPをお求めの方に最適な解の一つです。
まとめ
- DAP入門用にも。ウォークマンA30シリーズ
- 1台目から本格機を。PIONEER XDP-300R
- XDP-300Rの双子のような中身ながらしっかり違う音。ONKYO DP-X1A
- 「あの」AKシリーズの末っ子。音もしっかりのAK70
スマートフォンで音楽を聴いている方も今は多くなっていると思います。
それとは別にDAPを持つメリットもしっかりあります。
その一つは、音楽を聴く機能と「スマートフォンでしかできない」機能を完全に分離できることです。
DAPを持つことで、スマートフォンを音楽プレイヤーの役割から開放できます。
これにより、バッテリーの持ちなども心配する必要が減ります。
もちろん音質面でも大きなメリットがあります。
エントリークラスのウォークマンA30シリーズですら、スマートフォン本体だけでの音楽再生よりも、ずっと質の高い音楽を聴くことが出来るようになります。
今回取り上げた以下の4機種はどれを選んでもスマートフォンで音楽を聴くよりも、ずっと良い音楽シーンを演出してくれることでしょう。
音楽にこだわりを持つ方なら、再生機器にもこだわる価値はきっとあります。
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