ハイレゾ音源の再生に対応するホームシアター製品ってある?
従来はホームシアター製品にアナログ信号にした形で入力を行えば、ハイレゾ音源の再生も行える形になっていました。
これと同様に、基本的にはどんなアンプやコンポなどでも、アナログ入力の形であればハイレゾ音源の音を出力することは出来ます。
ここに来てさらに一歩進んで、ハイレゾ音源のデータのデジタル入力に対応したホームシアター製品も登場してきました。
ホームシアター製品単体でWAVやflac、ALACなどの形式の音源の再生が行えるようになります。
こういった製品のいくつかを見てみましょう。
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SONYのホームシアター製品
やはりこのジャンルでもSONYが積極的にハイレゾ対応の製品を投入してきています。
SONYのハイレゾ音源対応のホームシアター製品は、「サウンドバー」と呼ばれているタイプの、大画面テレビの画面の下などに設置するタイプのものです。
背が低く小型のスピーカーを組み合わせた製品になっています。
本来であれば多チャンネルのサラウンドは、後ろ側にもスピーカーを配置しないといけないものですが、サウンドバータイプの製品は重低音を受け持つスーパーウーファー以外は1つの(1本の)本体のみで、後ろ側に回り込む音の再生にも対応します。
SONYの製品では、WAV、AIFF、flac、ALACの形式に対応していて、いずれもサンプリングレートは192kHz/24bitまで対応します。
またDSD音源にも対応しますが、DSD音源は一度PCM形式にデータの変換を行ってからの再生になります。
SONY独自の高音質デジタルアンプや特別なスピーカー、ウォークマンなどにも採用される、圧縮音源の音質を補完する回路なども投入されていて、かなり音質にこだわった作りになっているようです。
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ONKYOのホームシアター製品
ONKYOでもハイレゾ音源の再生に対応するホームシアター製品を販売しています。
ONKYOの製品は、ネットワークプレイヤー機能の付いたプリメインアンプに、一般的な形の2.1chスピーカーを組み合わせた製品になっています。
ネットワークプレイヤーの機能がありますのでSONYの製品よりもたくさんの音源のフォーマットに対応出来ます。
ただし、そのうちハイレゾに対応しているのは、WAV(192kHz/24bitまで)、WMAロスレス(96kHz/24bitまで)、flac(192kHz/24bitまで)、ALAC(96kHz/24bitまで)、ドルビーTrueHD(192kHz/24bitまで)となります。
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