ハイレゾ対応のポータブルプレーヤーってどんな感じ?

ハイレゾ対応のポータブルプレーヤーってどんな感じ?

従来、ハイレゾ音源の再生に対応する携帯音楽プレーヤーは、高価な製品が多く、音楽に本格的にこだわる人以外はちょっと手を出しにくいジャンルの製品でした。

そこにSONYが比較的リーズナブルな価格帯でハイレゾ対応ウォークマンのA10シリーズを投入してきたことで、一気に市場が拡大する土台が出来上がった感があります。

これらハイレゾ音源対応プレーヤーの中でも代表的な製品をいくつか取り上げて、内容を見てみます。

ウォークマンA10シリーズ

恐らく現在手に入るハイレゾ音源対応の携帯音楽プレーヤーの中では一番手頃な製品です。

小型で厚みもなく重量も軽くて、胸のポケットなどへの納まりもとても良くなっています。

SONYでは現在、世界最小のハイレゾ対応プレーヤーだとうたっています。

内蔵ストレージは32GBと64GBの2種類が用意されています。

ファイルサイズが大きくなるハイレゾ音源ですので、できれば内蔵ストレージの大きい方のモデルを選びたいところですが、このシリーズはマイクロSDXCカードで容量の拡張が出来ます。

最大128GBのカードに対応可能ですので、本体の価格を絞ってSDカード代に予算を使うのもありでしょう。

DSD音源の再生には対応しませんが、SONY製のパソコン側の音楽管理・再生ソフトのMediaGoを使うとDSD形式からPCM形式へデータを変換しつつ転送も行えますので、これを使ってその部分をカバーすることも出来ます。

肝心の音の方は、ハイレゾ対応ウォークマンが出る以前のフラッグシップ機よりも音が良くなっているとのレポートもあり、しっかりとハイレゾらしさを味わえる音質を備えています。

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AK Jr

AKシリーズの現在のエントリーモデルがAK Jrです。

こちらも薄型で軽量、胸のポケットへの納まりも上々なサイズです。

ウォークマンA10シリーズとは価格帯が完全に別で、ウォークマンの中では上位機種のZX1と同じぐらいのクラスになります。

実売価格は6万円台ですので通常はかなりの上位機種になるはずですが、AKシリーズはさらに上のモデルばかりですので、AK Jrがシリーズのエントリー機となります。

内蔵ストレージは64GB、SDXCカードは64GBのものにまで対応。

DSD音源も2.8MHzのものまでは、PCMに変換しながらの再生に対応しています。

音では、価格の異なるウォークマンA10シリーズよりは確実に上、同価格帯のウォークマンZX1といい勝負となるようです。

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AK100II

実売10万円近くする高級機ですが、AKシリーズの中ではこれぐらいがミドルレンジ。

ハイレゾ音源対応の携帯音楽プレーヤーというジャンルに先鞭を付けた、AK100からの大幅なバージョンアップモデルとなります。

内蔵ストレージは64GB。

加えてマイクロSDXCカードによる128GBまでの容量追加に対応します。

本体のサイズ・重量は、上記の2機種とはかなり異なり、厚みが出てずっしりした重量感となります。

最近、ハイエンドに近いヘッドフォンのジャンルで流行となっている、バランス駆動」に対応出来るのもこのモデルの特徴となっています。

音はさすがに価格が価格だけのことはあり、情報量が多く緻密な音が出てくるようです。

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ウォークマンZX2

SONYのウォークマンシリーズのフラッグシップモデルです。

こちらも実売12万円程度とかなり高価。

音楽にかなり本格的にこだわっていないと、手を出すことにかなり躊躇するモデルだろうと思います。

それまでのハイエンドZX1をさらに強化したモデルですが、強化部分はしっかりと音にも反映されているようです。

内蔵ストレージは128GBと大容量。

マイクロSDXCカードによる、最大128GBの容量追加にも対応します。

クラスの近いAKシリーズのプレーヤーと比較すると、音の良さはどうやらきちんと価格順となるとのレポートもあります。

ただ、音質に関しては聴く人それぞれの好みもあります。

こういったレベルのプレーヤーまで来るともう、はずれといった製品はなく、あとはお好みで、となってしまうのかもしれません。

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その他

最近はスマートフォンも単体でハイレゾ音源の再生に対応しています。

さすがに単体の携帯音楽プレーヤに並ぶところまでは行かないようですが、音質の面でもかなり頑張っているようです。

とりあえずハイレゾ音源のお試しをしてみたい方で、ハイレゾ音源対応のスマートフォンをお持ちの方は、まずはスマートフォンでお試し用音源を再生してみるのもありかもしれません。

ハイレゾ機種選びに迷ったら・・・

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