ハイレゾ音源と真空管アンプの取り合わせってどうなんだろう?
デジタル音源を突き詰めた感じのあるハイレゾと、アナログのほうを突き詰めた感じのある真空管アンプ、なんだかオーディオの両極端のような感じがあります。
一見、全く相容れなそうな組み合わせですが、実際のところはどうなのでしょう?
Sponsered Links
なんとUSB DAC内蔵の真空管アンプがあった!
中国の製品になりますが、かなり手の出しやすい価格帯に、なんとUSB DAC機能搭載でハイレゾ音源データの再生に対応する、真空管アンプが存在しました。
Amazonでも販売されていて、かなりの高評価が付けられています。
「Soundfort Q9」という製品ですが、2015年6月現在、Amazonでは26,000円前後のお値段となっています。
真空管アンプとしても、ハイレゾ対応のUSB DAC機能内蔵のプリメインアンプとしてもお手頃な価格となっています。
ただ、この製品は、プリアンプ段だけが真空管アンプで、パワーアンプ段はトランジスタによるアンプとなっています。
また再生周波数範囲は、現在ハイレゾ対応のロゴをもらえる基準となっている40kHzの再生はクリア出来ていません。
再生周波数範囲がハイレゾ対応の基準をクリア出来るアンプも
USB DAC機能を内蔵しませんが、高音の再生範囲が40kHzをクリアしている真空管アンプもあります。
そういった製品とハイレゾ対応のUSB DACなどを接続することにより、真空管アンプならではの音でハイレゾ音源を楽しむことも出来ます。
Sponsered Links
一見、相容れない気もするが..
デジタル系の一番突き出たところにあるようなハイレゾと相容れないような感じもする真空管アンプですが、実は意外と相性は良いのかもしれません。
ハイレゾ音源、特にDSD音源ではCDやMP3などの音源よりも滑らかで緻密な、よりどこかアナログに近い再生の雰囲気が特徴の一つです。
そういった音と、柔らかい、暖かな雰囲気のある再生が得意な真空管アンプとは、意外とマッチする組み合わせかもしれません。
ただ、ハイレゾのもう一方の特徴である、原音に忠実な再生(Hi-Fi)とはちょっとズレてくる部分はありそうですが。
Sponsered Links