ハイレゾ音源対応のウォークマン~オススメはどれ?~
この記事を書いた2015年3月現在、販売されているハイレゾ対応のウォークマンは4機種あります。
それぞれ簡単に特徴をまとめてみます。
(※一部、価格についても記載がありますが記事掲載当日の価格です。)
Sponsered Links
NW-ZX2
ハイレゾ対応ウォークマンの現在のフラッグシップ、最上級モデルとなります。
サイズはだいたい4インチ液晶を備えたスマートフォン程度のサイズですが、厚みがあります。
徹底的に音質にこだわった作りとなっているため、200g以上重さがあり、ずっしりと中身が詰まっている感じのある重さです。
内蔵ストレージの容量は128GBと大容量。
加えてマイクロSDXCカードに対応していますので、大容量のマイクロSDカードを使うことで更にたくさんの楽曲を保存できます。
ハイレゾ音源はFLAC形式でもサイズが大きくなりがちですので、ストレージはいくら大きくても構わないぐらいです。
セットにヘッドフォン・イヤフォンは付属しません。
音にこだわる方が、自分の好みのヘッドフォンを使用して下さい、というスタイルです。
音質は間違いなくウォークマン史上最高音質ですが、その分お値段は高価で、直販サイトでは約12万円+消費税のプライスタグがついています。
楽天市場なら送料無料でもう少し安く販売されていました。
ウォークマンブランドやSONY製品が好きで、徹底的に音にはこだわりたい人向けの製品です。
NW-ZX1
ZX2が出るまでのウォークマンのフラッグシップモデルでした。
こちらも非常に音質にこだわった作りです。
サイズはZX2よりは一回り小さいですが、やはり4インチクラスの液晶を搭載したスマートフォン程度の大きさです。
こちらは基本的には本体は薄めなのですが、アナログ回路の入っているヘッドフォン端子周辺のみ厚さがある作りになっています。
内蔵ストレージは128GBですが、こちらはマイクロSDカードが使えません。
ZX1もセットにはヘッドフォン・イヤフォンが含まれていません。
ZX2同様に、音にこだわる人が自分の好みのヘッドフォンを用意して下さい、という形です。
音の傾向はZX2とは異なるようですが、ハイレゾらしい、SONYらしい音が聞けるウォークマンになっています。
こちらも高価な製品で、ソニーストアでは7万円強+消費税の販売価格となっていますが、楽天市場で6万弱(送料込み)で販売されています。
Sponsered Links
NW-F880シリーズ
NW-ZX1と同時期に発売された、より一般ユーザの利用を想定したモデルです。
ソニーストアでの取り扱いは終了しているようです。
こちらはサイズ、重量ともまさに4インチのスマートフォンサイズ。
薄く軽い作りになっています。
内蔵ストレージはもっとも容量の大きなモデルでも64GB。
マイクロSDカード等の利用が行えない製品のため、ハイレゾ音源をたくさん入れるには少々不足かもしれません。
さすがに音質では上位機種には及びませんが、ハイレゾらしい音をしっかり再生できる性能はあります。
こちらの機種ではSONYお得意の、周囲の騒音を低減できるノイズキャンセル機能が搭載されています。
付属のイヤフォンはその機能に対応したものとなります。
ただ、付属のイヤフォンでは本格的にハイレゾの良さを味わうには、若干性能不足の感があります。
まだ販売が行われているお店では、64BモデルのF887が4万+α程度で扱われているようです。
他の通販も調べましたが、こちらは楽天市場よりもアマゾン の方が安く、送料込みで4万円弱でした。
NW-A10シリーズ
NW-ZX2と同時期に発売された、最新のハイレゾ対応ウォークマンです。
ハイレゾ対応ウォークマンの中ではもっとも小型軽量な作りになっています。
ハイレゾ対応の携帯音楽プレイヤーとしては、世界最小・最軽量とされています。
サイズ感はストレート型のフィーチャーフォンぐらいの大きさでしょうか。
薄く、重さも66gと軽量です。
内蔵ストレージは64GBまたは32GBで、マイクロSDXCカードを利用して容量を増やすことが出来ます。
こちらも小さくてもしっかりとハイレゾ音源らしい音を再生できるだけの性能はあります。
また、この機種もノイズキャンセル機能を搭載していて、付属のイヤフォンはノイズキャンセル機能対応のものとなります。
ただやはり、付属のイヤフォンの性能は不足気味になります。
ソニーストアでの販売価格は2015年3月現在、64GBモデル(A17)が33,500円+税、32GBモデル(A16)が24,500円+税となっています。
64GBモデル(A17)、32GBモデル(A16)の価格は楽天市場がダントツで安かったです。
ウォークマンの選び方
お金に糸目を付けず、徹底的に音にこだわりたい方はNW-ZX2ということになると思います。
一般的な価格の範囲でハイレゾ音源らしい音を楽しみたい方は、NW-A10シリーズがお勧め機種となります。
今のハイレゾ対応のウォークマンは、音楽のデジタルデータをWMポートから出力できるようになっていますので、安価なモデルに後からDAC機能搭載のポータブルアンプを接続して、音の面のアップグレードを図ることも可能になっています。
お手元にお気に入りのしっかりしたヘッドフォン・イヤフォンをお持ちでない方は、プレイヤー購入予算にヘッドフォン分を加えて計算しておくことをお勧めします。
Sponsered Links