ハイレゾを聞くのにONKYOオーディオはどんな感じ?
ONKYOはSONYと並び積極的にハイレゾ音源対応を全方位で行うブランドです。
ハイレゾ音源のダウンロード販売からポータブルプレイヤー、ハイコンポなど、ハイレゾ音源にかかわりそうな製品を一通り押さえています。
また、ハイレゾ音源のダウンロード販売サイトのe-onkyoは、日本のハイレゾ音源配信サービスの先駆けです。
そういったこともあり、グループ全体でハイレゾ音源に本気なことが見えてきます。
ONKYOグループが手がけるハイレゾ関連のオーディオ製品だけでも下に記載したとおり、たくさんのジャンルが存在します。
ニーズのある領域はほぼONKYO製品だけで固めることも出来るようになっています。
これとハイレゾ音源専門のダウンロード販売サイトe-onkyoを加えれば、ハイレゾ音源関連のすべてをONKYOブランドで統一することも可能です。
今回は、以下のような流れでONKYOグループが手がけるハイレゾ関連のあれこれをザッと眺めてみます。
- ハイレゾ対応コンポにはハイコンポのブランドINTECなどで対応
- ポータブルプレイヤーはDP-X1シリーズ
- ハイレゾ対応アプリはHF Playeが
- HF PlayerはもちろんiOS対応もあり
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ハイレゾ対応のONKYOのハイコンポ
ONKYOには「ハイコンポ」と呼ばれるタイプの、少し高級・高音質路線のコンポのブランドがあります。
聞いたことがある方も多いと思いますが「INTEC」というブランド名になります。
今のINTECのラインアップでは、上位機種がハイレゾ対応をはたしています。
INTECシリーズは元々コンパクトなコンポーネントを採用しています。
その関係もあってメインとなるユニットは「レシーバー」と呼ばれるタイプのオーディオ機器になります。
これは基本線としてはプリメインアンプにチューナーを内蔵した機器のことです。
以前のものはラジオのチューナーを搭載したモデルでしたが、今はそのほかにより現代的な「ネットワークプレイヤー」機能を搭載しています。
INTECのネットワーク対応のレシーバーにはUSB DAC機能はありませんが、ネットワークプレイヤー部分がハイレゾに対応する形です。
ハイエンド機種となるR-N855では、DACには旭化成エレクトロニクス製のハイエンドDAC、AK4490を搭載するなど、音質面にも非常にこだわりを持って作られています。
もう少しお手軽なミニコンポのCRシリーズでもハイレゾ音源対応の機種が展開されています。
4万円程度で販売されているCR-N765でもDACにはAK4490を搭載するなど、クラスを超えたこだわりの作りとなっているようです。
ハイレゾ対応のONKYOのオーディオ製品いろいろ
ONKYOのその他のハイレゾ対応オーディオ製品で一番最初に思いつくのは、ポータブルプレイヤーのDP-X1シリーズでしょうか。
国産のハイレゾ対応のポータブルプレイヤーの中では最も早い時期から、今、流行となっているバランス接続対応を行ってきました。
2016年後半には、さらに内容・音質をブラッシュアップしたDP-X1Aを発売しています。
かなり高度なスペックを比較的手の出しやすい価格で実現してくれているところが特徴です。
恐らくこのプレイヤーは「DP-X2」とはせずにあえて「DP-X1A」としたところにONKYOのフィロソフィーがあるのでしょう。
またその他、スピーカーやヘッドフォン、ポータブルアンプなどにも幅広くハイレゾ音源対応製品を揃えています。
e-onkyoが積極的に新しいハイレゾ音源のフォーマットMQAを採用している兼ね合いから、ONKYOのオーディオ製品もMQA対応機器が多いのが特徴と言えるでしょう。
MQAが聴けて品質面でも安心な日本メーカークオリティが欲しい、となれば、まずはONKYO製品を検討するのが妥当といえそうです。
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ハイレゾ対応アプリ、ONKYOのHF Player
ONKYOではソフトウェアのジャンルにも手を伸ばしています。
Android、iOS向けのハイレゾ音源再生アプリのHF Playerが、スマートフォンでは定番中の定番アプリとなっています。
DSD音源の再生にも対応し、最大16,000バンドのグラフィックイコライザ機能も搭載するなど、かなり高機能なアプリです。
基本無料での利用も可能ですが、その場合には、ハイレゾ音源を再生してもCDクオリティにダウンコンバートしながらの再生になります。
ハイレゾ音源本来の音質を引き出すためには、1,200円のアプリ内課金で「HD プレイヤーパック」を購入する必要があります。
iPhone、iPadでハイレゾ音源を聴くにもONKYOのHF Playerを
HF Player Playerは前の節で書きましたとおり、AppleのiPhoneや各社から登場しているAndroidスマホに対応するバージョンが配信されています。
iPhone単独ではCDクオリティにダウンコンバートしての再生となりますが、各種の外付けDACを利用することで、ハイレゾ音源本来の音質での再生が可能になります。
App StoreでのHF Playerのアドレスはこちら。
https://itunes.apple.com/jp/app/onkyo-hf-player/id704139896?mt=8
Google Playはこちらからどうぞ。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.onkyo.jp.musicplayer
まとめ
- ハイレゾ対応コンポにはハイコンポのブランドINTEC
- ポータブルプレイヤーならDP-X1シリーズ
- ハイレゾ対応アプリはHF Player
- HF PlayerはもちろんiOS対応も
ONKYOはSONYと並び、積極的にハイレゾ音源周りの製品・サービスを展開するブランドです。
基本的にONKYOが家電を持たないこともあってか、ハイレゾ音源への対応ではSONYがより先行するイメージもありますが、実際に内容を見ていくとONKYOもなかなか頑張っています。
ハイレゾ対応コンポでは、INTECをはじめとする複数の製品がハイレゾ対応をはたしています。
もちろんより上位のコンポーネントもしっかりとハイレゾ対応製品でカバーしています。
ポータブルプレイヤーのDP-X1シリーズなどは、価格を超えるクオリティを持つ製品との評価も高まっています。
iPhone、AndroidなどのスマートフォンにはHF Playerで対応します。
さらにe-onkyoの音源配信サービスまで含めると、まさに全方位対応と言っていい内容です。
ハイレゾ音源再生などを考える際には、音源のダウンロードからプレイヤーまで、一度チェックを入れた方が良いブランドと言えるでしょう。
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