ハイレゾ再生に対応するテレビ?!SONY X9300Cシリーズ

ハイレゾ再生に対応するテレビ?!SONY X9300Cシリーズ

テレビでハイレゾ音源を再生可能になっても何かメリットがあるのか疑問でしたので、そんなテレビはない、と考えていました。

ですが実際には(まだ日本市場には投入されていませんが)、SONYが最近アメリカでの家電ショーで対応商品の展示を行っていました。

テレビ本体でハイレゾ音源を再生できるメリットとは何でしょうか。



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ハイレゾ音源再生対応機種

CES 2015というアメリカの家電見本市のようなショーで、SONYが発表した4K対応のブラビアX9300Cシリーズがハイレゾ音源の再生に対応しています。

上記の通り、まだ日本国内での発売に関してはアナウンスが行われていないようです。

ハイレゾ対応のウォークマンなどにも搭載されていて、アップスケーリングと非可逆方式で圧縮された音源で失われた音の成分の補完を行うDSEE HXを搭載しています。

これにより、通常のTV放送などの非ハイレゾ音声も高ビット数、高サンプリングレートに変換して再生を行うことが出来ます。

また内蔵のスピーカーも高音質を追求したものとなっていて、再生可能な周波数範囲も一般的なテレビより拡大されています。



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テレビがハイレゾ音源対応をする意味

TV放送自体は現状のフルHDの放送では、最高でもDATと同じサンプリング(16bit/48kHz)の音源を可逆圧縮方式で圧縮した音声データでの放送となっています。

このため通常のTV放送でハイレゾ音源を楽しむことは出来ません。

ですが、現在販売されているブルーレイディスクでコンサートやライブなど音楽関係のコンテンツを収録したものの中には、音声データを24bit/96kHzなどのハイレゾ音源で収録したソフトが増えてきています。

こういったブルーレイディスクを再生する際にハイレゾ対応のAVアンプなどを用意することなく、ブルーレイディスクプレイヤーとTV本体だけで収録されているハイレゾ音源の音の良さを引き出してやることが出来るようになります。

今現在の映像周りのソフトに関連する部分では、テレビをハイレゾ音声に対応させるメリットとしては、このひとつだけになると思います。

ただし、将来的に4Kテレビの本放送が開始されたときなどには、もしかしたら音声の方も拡張されてハイレゾ対応などが行われる可能性はあるかもしれません。



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ハイレゾ機種選びに迷ったら・・・

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