ハイレゾ音源対応のスマホ(ドコモ・AU・ソフトバンク)
2014年の冬モデルから、各キャリア共にハイレゾ音源の再生に対応するスマートフォンを投入してきました。
スマートフォンの音楽再生機能も、搭載された当初は音質面であまり良いものとは言えないところがあり、スマートフォンに音楽プレイヤーの機能をまとめられるという便利性だけで使われるようなところがありました。
ですが最近は、どのモデルもスマートフォン内蔵のヘッドフォンアンプでもある程度の音質が出せるようになってきていて、手軽にハイレゾ音源に触れられる機器の一つとなっています。
各社のハイレゾ音源対応モデルをまとめてみます。
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NTTドコモ
NTTドコモは以下の7機種が対応しています。
Xperia Z3
Xperia Z3 Compact
GALAXY Note Edge
GALAXY S5 ACTIVE
AQUOS ZETA
ARROWS NX
ディズニーモバイル on ドコモ SH-02G
au
auでは以下の3機種がハイレゾ音源の再生に対応しています。
Xperia Z3 SOL26
GALAXY Note Edge
isai VL
ソフトバンク
ソフトバンクでは以下の2機種が対応します。
AQUOS CRYSTAL X
Xperia Z3
お勧め機種
最初に結論を書いてしまいますと、スマートフォンでのハイレゾ音源再生を重点に置く場合のお勧め機種は、現時点ではXperia Z3になると思います。(※管理人も使ってます。)
Xperiaシリーズはかなり前のモデルからSONY独自のウォークマンアプリを搭載して、部分的にウォークマンの高音質化機能をスマートフォンにも投入してきました。
こういった積み上げがありますので、スマートフォン本体でも何世代も前のモデルからかなりいい音質で音楽再生が出来るようになっていました。
そのアドバンテージがまだ残っているのではないかというのが一つ。
もう一つの理由は、すべての組み合わせにはメーカー保証はないものの、Xperia Z3ではマイクロUSB端子にUSB DAC機能つきのポータブルアンプなどを接続して、外部のより高音質のアンプでハイレゾ音源の再生が可能になることです。
せっかく携帯音楽プレイヤーの機能をスマートフォンに集約して荷物を減らせるのに、という観点からすると本末転倒気味ではありますが、よりハイレゾ音源らしい高音質を追求できる可能性のあるスマートフォンという意味では、現状はXperia Z3が第1候補となると思います。
ちなみに外部にUSB DAC機能つきのポータブルアンプを接続するのであれば、iPhone6でもハイレゾ音源の再生は可能になります。
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購入の際の注意点
3大キャリアどの会社もハイレゾ音源の本体だけでの再生に対応する機種を揃えていますので、基本的には、お好きな機種をお好きなキャリアで契約すると言うことでOKだと思います。
その点では特に注意すべき点はないかと思います。
ただ、イヤフォンがついてくる機種があるかもしれませんが、そういったイヤフォンはオマケ程度のものが多く、きちんとした音質で音楽を聴きたい場合にはハイレゾ云々にかかわらず、しっかりしたヘッドフォン・イヤフォンを入手したほうが良いと思います。
使う上では、当たり前のことですが音楽プレイヤー機能を利用するとバッテリーを消費します。
動画の再生などよりはずっとバッテリーに与える影響は少ないですが、ハイレゾ音源の再生や各種高音質化機能の利用は通常の音楽再生よりもバッテリーの消耗を早めます。
スマートフォンの本分はやはり通話も含めた通信機能ですから、音楽再生などの付加機能の利用でバッテリーを使いすぎてしまっては、本来の利用目的がかなわないケースが出てくる可能性もあります。
その部分には一応注意が必要かと思います。
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