SONYグループのハイレゾ音源の扱いはどんな感じ?
既にご存知の方も多いかと思いますが、SONY本体はハイレゾ対応ウォークマン、テレビでのハイレゾ音源再生対応、オーディオシステムでのハイレゾ音源対応など、ハイレゾ音源に対応出来る機器に力を入れています。
また、携帯電話を開発しているソニーモバイルコミュニケーションズでは、やはりスマートフォンのXperiaシリーズでのハイレゾ音源対応に力を入れています。
これとの兼ね合いもあって、ソニーグループの音楽配信サービス、moraでも、ハイレゾ音源一押し!的なプロモーションを行っています。
これらのソニーグループのハイレゾ音源周辺の動きをすこしまとめてみます。
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ハイレゾ対応製品群
いち早くソニー製品としてハイレゾに対応してきたのはウォークマンでした。
本格的なオーディオシステムよりも先に携帯音楽プレイヤーのジャンルから、ハイレゾ音源への対応を行ったあたり、今の音楽が聴かれる事情を反映しているように思います。
次いで、本格的なオーディオシステムとして、ネットワークプレイヤーや、PCに接続してハイレゾ音源を聴くことを考慮したUSB DAC内蔵プリメインアンプなども発売しています。
ハイレゾ対応をしっかりとうたったヘッドフォンなども他社に先駆けて製品を発表し、さらにラインアップを増やしてきています。
最近では、4Kテレビのハイエンド機種でハイレゾ音源の再生に対応してきました。
ソニーグループ全体として、家電製品全般の起爆剤となり得るものとして、ハイレゾ音源をとらえているようにも見えます。
スマートフォンのハイレゾ音源対応
上記のようなソニーグループのハイレゾ音源への対応に合わせるように、スマートフォンも2014年冬あたりから、本体のみでハイレゾ音源の再生に対応する機種が出始めました。
今、インターネットを利用する人口でもスマートフォンが1位に躍り出そうな状況になっていますので、ハイレゾ音源の多くがインターネット経由で販売される今の状況を考えると、今後はスマートフォンがハイレゾ音源の入り口になっていくのかもしれません。
また、Xperiaシリーズとソニー製のUSB DAC機能つきハイレゾ対応ヘッドフォンアンプを組み合わせると、スマートフォン本体だけではハイレゾ音源の再生に対応しない機種であっても、ハイレゾ再生が可能になる組み合わせがあります。
こういった部分はソニーグループならではの強みと言えるかもしれません。
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moraでもハイレゾ音源の扱いを強化
ハイレゾ音源を扱い始めた時期としては、moraがソニーグループの中では一番乗りだったのではないかと思います。
ですが、上記のようなその後のソニーグループ全体の動きもあり、moraでもハイレゾ音源の扱いをどんどん強化している印象があります。
音質面でもより音が良いとされるDSD音源の扱いを始めたり、サンプリングレートの高い音源を扱うようになったりしています。
グループならではの強みで、携帯音楽プレイヤーとして大きなシェアを持つ、ウォークマンの周辺の環境との親和性が高いのも武器の一つとなっているようです。
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