ハイレゾ楽曲を良い音でパソコン・携帯用プレイヤーで聴くには?
ハイレゾ音源を手軽に聞く方法としては、ハイレゾ対応の携帯用音楽プレイヤーを購入するのと、パソコン本体でハイレゾ音源を再生する2つの方法があります。
それぞれについてより良い音で再生する方法をご紹介します。
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パソコン本体での再生
ただ聴くだけであれば、最近のパソコンに内蔵されているサウンド機能はほとんどすべてがハイレゾサウンドに対応しています。
Windowsであれば、サウンドのコントロールパネルで再生用のデバイスのプロパティの中から詳細タブを見ると、「24ビット、96000Hz(スタジオの音質)」などといった項目が見つかると思います。
この状態でテストボタンをクリックしてきちんと音が出れば、そのパソコン自体はハイレゾ音源の再生に対応しています。
再生用ソフトには無料で利用可能なソフトがあります。
有名どころでは「foobar2000」というソフトなど、高機能高音質ですが無料で利用可能なものがいくつもあります。
こういったフリーソフトを利用して、パソコンの内蔵サウンド機能を利用すれば、追加費用0円でもハイレゾ音源の再生は可能です。
よりいい音で
ただ、パソコン本体に内蔵されているサウンド機能はあまり高音質とは言えません。
最近はかなり頑張っているパソコンも多くなっていますが、そもそもパソコン内部はオーディオ的にはノイズだらけの環境ですので、どうしても限界があります。
また、スピーカーも、ノートパソコン内蔵のスピーカーとか、手軽に入手できるようなパソコン用スピーカーの音質だと、恐らくハイレゾ音源と通常の音源の差は分かりません。
このため少しでもハイレゾらしい音を聴くには、なにがしかの本格的なオーディオ機器を追加してやる必要があります。
パソコンでハイレゾ音源の再生を行う場合にもっとも手軽と思われるのは、USBコネクタに直接接続できる「USB DAC機能つきヘッドフォンアンプ」を追加して、ある程度しっかりしたヘッドフォンで音楽を聴く方法です。
手元にしっかりした音の良いヘッドフォン・イヤフォンがあればこのヘッドフォンアンプの追加だけで、ハイレゾ音源らしい音が楽しめます。
第一歩目としては、売価1万円程度の名の通ったオーディオメーカー製の「USB DAC機能つきヘッドフォンアンプ」を使えば、かなりいい音でハイレゾ音源の再生が行えると思います。
手持ちの機材に音質の良いヘッドフォンがない場合には、そちらの手配もした方が良いと思います。
ヘッドフォンも上を見るとキリがありませんが、売価1万円~の予算が確保できれば、しっかりとハイレゾらしさは感じられると思います。
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ポータブルプレイヤーを使用する場合
ハイレゾ音源対応の携帯用オーディオプレイヤーでもっとも手軽だと思われるものの一つは、SONYのウォークマンのA10シリーズではないかと思います。
内蔵ストレージが32GBのモデルの方であれば、2万円台から手に入れられます。
ハイレゾ音源はサイズがふくらみますので、出来ればストレージの容量は大きいものの方がベターです。
ただ、A10シリーズも付属のイヤフォンが音質の面ではハイレゾ音源本来の音の良さに負けます。
可能であればこちらも、良いヘッドフォンを追加した方がよりハイレゾ音源らしさを楽しむことが出来ます。
その他の方法
最近対応機種が一斉に発売された、スマートフォンの再生機能を利用する手もあります。
うまく特典などを利用して実質負担額が削れる場合は良いのですが、今のスマートフォンはまともに購入すると大変高価ですので、こちらは単純にはお勧めしにくいです。
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